松島温泉・龍の足湯

天草は五号橋近くにある、松島温泉。ここにガイドブックにもあまり掲載されていないおすすめの足湯があります。それはインパクトある「龍の足湯」！ナトリウム塩化物泉の美人湯の泉質を持ち、目の前には美しい海と五号橋。旅の疲れをいやしていきませんか？

海辺の松島温泉で足湯

熊本市内から天草方面へ天草五橋を渡りきり、坂道を下ると合津港に到着します。この港の近辺は昭和56年に松島温泉島が開湯し、ナトリウム塩化物泉が楽しめる所。島の温泉はまさに、海の温泉！やわらかい泉質で、海独特のつるりとしたお湯が特徴です。そんな松島温泉の合津港には、ガイドブックなどにもあまり乗っていない景色が良く、インパクトのある足湯があるんですよ。

でーん！龍の伝説をもつ足湯

港の「龍の足湯」の看板から海へ進むと、でーんと寝そべる赤い龍が！実はこれが足湯。背中の船のような部分が足湯になっています。天井にはこてこての天草弁でかかれた松島に伝わる龍の伝説。天草は水不足の多い地域。この伝説はそんな天草ならではの伝説でしょう。龍がお湯を注ぐ聖杯もキリシタンの歴史を思わせる光景です。

朱色の五号橋をみつつ

龍の視線の先には天草五号橋。のんびりと足湯に浸かりながら天草五橋が眺められます。また、うれしいのは、タオルが用意されていること。観光をしていて、急に足湯を発見してもタオルが無くて躊躇する事も多いもの。うれしいサービスです。お湯はゆっくりつかれる少しぬるめのお湯。屋根があるので小雨でも大丈夫ですよ！

「龍玉」に「手湯」

「龍の足湯」の龍の尾の方には「龍玉」があり、握ると運が開き願い事をかなえてくれるとか。また、足湯付近の看板には「お帰りの際には龍顔の「手湯」に手を浸けて、龍顔を触り感謝の心がでましたら幸いです」と書かれています。龍の口からそそがれたお湯の聖杯は「手湯」！皆様、お帰りの際はやってみてくださいね。

おかげ様です！

近くの松のふもとには、金ぴかの「たつのおとしご」が。実はこれ、後ろから募金ができるようになっています。この足湯は地域のボランティアの方々の支援により作られたもの。色んな人の手に、美しい松島の景色に感謝をこめてチャリンといれてみませんか？

港の風景でゆったりと

「龍の足湯」のある合津港は、以前は八代港と天草を結ぶ航路でした。交通環境の変化により、平成25年に運行を休止。それでも港には民間の漁船が停泊する美しい港です。松島温泉は泉質の良さから美人温泉と呼ばれるお湯。旅の疲れを美しい景色と共に癒していきませんか？

まとめ

龍の伝説も興味深い「龍の足湯」。足湯でこのインパクトある作りは子供達もきっと喜ぶ場所です。ドライブの休憩にいかがですか？

■松島温泉　龍の足湯
住所：熊本県上天草市松島町合津港
時間：10：00～21：00
料金：無料
アクセス：車　熊本駅～約1時間20分、三角駅～約25分程度
バス：三角駅より徒歩10分程度の「五橋入口」から天草産交車庫前行き「遊覧船のりば前」
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