本渡港

海に浮かぶ博物館と呼ばれ、恐竜の化石が発見された御所浦。この御所浦と、天草下島を結ぶ船の発着所が本渡港です。2024年「天草未来大橋」が完成し、更にアクセスがよくなり、2023年7月より本渡港広場には楽しいお店もオープン。今後が楽しみな場所なのです。

天草の流通港湾「本渡港」

天草下島の北東部に位置し、上島と瀬戸をはさんで隣接している本渡港。昭和の時代には有明海と八代海 (不知火海 )を結ぶ物流の要所であった港です。

天草下島の海の玄関口ともいえるこの港。現在は、「恐竜の島 」御所浦への船が発着する場所でもあります。

ステンドグラスの落ち着くターミナル

本渡港のターミナルには天草らしいステンドグラスが張られています。岸辺に咲くハマユウの白い花。旅心をくすぐる風景です。

天草の観光情報のリーフやパンフレットもあり、情報収集にはもってこいな待合所。天草の情報を仕入れて行きませんか。

「恐竜の島 」御所浦へ船はここから

天草の中で、海に浮かぶ博物館とも呼ばれる御所浦 。博物館の名前のとおり、御所浦  では1997年(平成9年)から、恐竜の化石が発見されるようになりました。2023年7月には、白亜紀前期末の約1億500万年前の地層から九州最古の翼竜の化石が見つかっています。

本渡港から御所浦へは、1日に5往復出航中です。(2023年8月現在 )

恐竜の島博物館2024年オープン予定

「恐竜の島 」御所浦 に2024年(令和6年)3月に天草市立「御所浦恐竜の島博物館」がリニューアルオープンします。天草地域の化石の展示と共に、野外見学地や化石採集体験なども行える地域丸ごと博物館化の予定です。

現在、天草市立御所浦白亜紀資料館のホームページには、VRバーチャルミュージアムもあります。オープン前資料館を、リアルに体験できますよ！ 

本渡港広場も楽しい

2023年2月には天草の上島と下島を結ぶ「天草未来大橋」が完成。アクセスが良くなった本渡港。7月24日より、手前の駐車場前に「本渡港広場」も期間限定オープンしています。

カフェや野菜の直売所、陶芸体験まで。船を待つ間に、それ以外でも楽しめる場所です。

まとめ

御所浦への船の発着所、本渡港。2024年(令和6年)3月に天草市立「御所浦恐竜の島博物館」がリニューアルオープンすると、賑わう可能性がある場所です。

■本渡港
住所：天草市港町1-9
営業時間：8:00～17:00
定休日：1月1日
電話：0969-23-2134
アクセス：車 熊本駅～約2時間10分 九州自動車道松橋IC～約1時間40分 天草空港～約20分