天草だから「南蛮村」でポルトガル料理を!
南蛮村
宣教師が伝えた海外の文化や料理。天草大矢野町の道の駅「さんぱーる」前の、野外テントでは、ポルトガルの味が販売されています。ふわふわクリームがのった「がらおんコーヒ」や、ポルトガルのタラのコロッケ「ぱすていしゅ」など。天草でこそ南蛮の味です。
「さんぱーる」の敷地内に
上天草の道の駅「さんぱーる」。地元農産物の直売所で、お土産も豊富にそろう場所です。
その「さんぱーる」の敷地内に、目をひく異国感のある野外テントがあります。「あれ? なんだろう? 」と、つい立ち寄りたくなるこのお店は「南蛮村」。珍しい、ポルトガル料理が販売されています。
天草だからこそ南蛮の味を!
天草には南蛮と名がつくものが多くあります。南蛮とは、主にポルトガルやスペインのこと。天草には、宣教師により南蛮文化がもたらされました。
天草では家々の軒先でよくみかけるイチジクもそのひとつ。このイチジクは、天草では南蛮柿として、今でも身近に親しまれています。
南蛮の味「がらおんコーヒー」
「がらおんコーヒー」。聞きなれない響きですが、これはポルトガルの代表的な温かい飲み物です。エスプレッソよりも苦みの少ない珈琲に、ふわふわに泡立てた牛乳を乗せたもの。
ポルトガルの朝食やほっと一服する時間には、かかせない珈琲。ポルトガルの味で、ほっと一息いかがですか。
ドライブのテイクアウトに
道の駅にある「南蛮村」。ドライブ途中に「がらおんコーヒー」がテイクアウトできます。
南蛮渡来のイチジクの南蛮柿ティーやワイン風の濃いぶどうジュース「すうこじゅうば」など、珍しい飲み物も! 運転の休憩にぴったりです。
食てみるとフワフワ! ぱすてぃしゅ
テイクアウトで試したい料理が、ポルトガルのコロッケ「ぱすていしゅ」。ポルトガルではよく食べられている、干しダラのコロッケです。見かけはかまぼこのような外観。しかし食べてみると、意外にもふわっとした触感。
ちょっと日本では食べたことがない、触感です。ぜひ、おためしあれ。
まとめ
道の駅「さんぱーる」前の、ポルトガルの味「南蛮村」。よく見る飲み物、食べ物にみえるけれどちょっと違う味や触感。
店長さんによると、キリシタンと関わりが深かった天草でこそポルトガルの味をと、始められたのだとか。天草でこそ、ポルトガルの味いかがですか。
■道の駅 下天草さんぱーる前「南蛮村」
住所:上天草市大矢野町中11582番地24
営業時間:9:00~17:00
営業日:土日祝日
アクセス:・産交バス 熊本交通センター~本渡行き快速「あまくさ号」約1時間20分、三角駅入口~さんぱーる行「さんぱーる」下車 約21分
・車 熊本駅~約1時間10分、九州自動車道松橋IC~約55分、三角駅~約15分
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