天草でヒトデを食べる? 「秀寿し」の新鮮ランチ
秀寿し
天草の一部地域で食べられている珍味、ヒトデ。本渡町の「秀寿し」で、味わえます。熊本地震から、極端に採れなくなったヒトデの時期は4月~5月。連絡して、食べにいきませんか。ヒトデだけでなく、釣り好きな大将が作る、おいしいランチもおすすめです!
天草の地魚と”アノ”名物も!
本渡町の本渡諏訪神社近くにある、ドラッグストアコスモス。その道を挟んだ、正面にあるのが「秀寿し」です。
このお店は、天草の地魚はもちろんのこと、他県ではめったに食べられない磯の珍味がいただけます。それは、ヒトデ! あの星形の生き物です。
え!? ヒトデって食べられるの?
各県の秘密を紹介している、某TV番組で天草の珍味として定期的に登場するヒトデ。「え? ヒトデって食べられるの」と思う人も多いはず。はい! 食べることが、できます。
しかし、天草全土で食べられてはいません。樋島や倉岳、栖本など、主に上島の南東部のみ。また、ヒトデは毒をもった種類が多く、食べられているのは、「マヒトデ」のみです。
4月~5月の産卵期だけの珍味
そんな珍味が、本渡町でいただけるのが「秀寿し」です。時期は、産卵で砂地にあがってくる4月~5月のみ。電話をし、採れているか確認して出かけるのがベターです。
どこを食べるかというと、星の裏側の足を開いていただきます。ご覧ください! この、ぎっしりつまった卵。例えるなら…淡泊なウニ。あまり味わったことのない、お味です。
ランチもおすすめ!
以前はたくさん採れていた、ヒトデ。しかし、熊本地震以降、極端に少なくなっています。採れない時には、お断りされることも多いヒトデ。数年かけて、お目見えの方もいらっしゃいます。辛抱強く待ちましょう。
そして、もちろん「秀寿し」は、ヒトデだけではありません。ランチもおすすめです! 1.000円前後で、充実のランチがいただけます。釣り好きの大将が作るお寿司は、新鮮でネタも大きい。大満足のお味です。
釣りが生きがい! の大将
「秀寿し」の壁には、大きな魚拓が飾ってあります。これは、大将が釣られた魚。お休みの日は、釣りが生きがいとおっしゃる大将。
魚はさばくのも、釣るのも達人。大将の、親しみやすい笑顔と楽しいお話も人気です。
まとめ
天草の一部地域で食べられている、ヒトデ。この珍味を季節限定とはいえ、お寿司屋さんでいただける「秀寿し」。魚釣りが趣味の大将の握る、お寿司のランチもおすすめです。ヒトデの時期も、それ以外の季節も。おいしいですよ。
■秀寿し
住所:天草市諏訪町12-34
電話:0969-23-9500
営業時間:11:00~14:00 17:00~22:00
店休日:水曜日
アクセス:車 熊本駅~約2時間10分 九州自動車道松橋IC~約1時間40分 天草空港~約15分