コスモス畑と又しゃんもみじ（宮地岳町）

天草市の本渡から牛深にむかう国道266号線沿い、宮地岳町の入り口付近に、コスモス畑が広がっています。そこから少し行った道の駅「宮地岳かかしの里」の近くには「又しゃんもみじ」と看板が立てられた見事なもみじもあります。紅葉がきれいに色づいてきたので、宮地岳町に行ってきました。

広いコスモス畑

国道266線を本渡から牛深にむかって通っていると、広い畑一面にピンクと白のコスモスが広がっています。天草でもあちらこちらにコスモス畑がありますが、ここは20～30aはあるかと思われ、その広さに感動しました。

また、コスモス畑は終わりかけのところが多くなってきたこの時期に、満開のコスモスがまた楽しめるのもいいですね。

空に向けて写真を撮ってみよう

車が一台ほど入る脇道に停車し下りてみました。コスモスの株の根元にカメラを入れ、空に向けてシャッターをおしました。青い空を背景にしたコスモスが撮れますよ。（晴れた日にためしてみてね。）

堂々とした大きなもみじの木

コスモス畑がら1kmほど先の道脇に「又しゃんもみじ」と書かれた大きなもみじの木があります。樹勢がよく、秋になるときれいな半円型の樹形が真っ赤になります。国道沿いに立っているので、よく目を引きます。

手前に一台ほどの車を停めるスペースがあり、ドライブ中に立ち寄って写真を撮る人の姿も見受けられます。

離れたところからその姿を眺めるのもいいですが、木の下から上を見上げてみると、また違った景色を見ることができます。きれいな赤や黄色に包まれ、葉のすき間からみえる秋空の青も爽快で気分がいいですよ。

かかしが迎えてくれる

もみじを堪能したら、お向かいの道の駅「宮地岳かかしの里」に寄ってみましょう。ここは、廃校を活用した道の駅で、西日本では初、全国でも3番目というめずらしいところです。地元の人による手作りの、たくさんのかかしが迎えてくれます。

ちょうど丼丼フェアの開催中だったので、「天草ポークのとろ豚丼」をいただこうとレストランに行ってみました。しかし、なんとその日は火曜日でちゃんぽんラーメンのみの日であり、丼の提供がありませんでした。残念！ かわりといってはなんですが、天草ちゃんぽんをいただきました。

野菜と豚肉、かまぼこ、エビ、アサリなどの天草産の食材が麺の上にのっています。なかなか麺にたどり着かないほどたっぷりの具材でした。このちゃんぽんの他に、「野菜たっぷりちゃんぽん」というメニューもありましたが、さらにたっぷりとは一体どうなっているんだろう、と思いました。

ちなみに、「野菜たっぷりちゃんぽん」の写真はこちら。さらに大盛りの具材ですね。
ここのレストランは曜日によって限定メニューがありますので、事前に確認して行った方がよさそうです。
例：ちゃんぽんラーメンのみ（火曜）、学校給食（月・水・木・金曜のみ）など
レストランのほかにも、物産品の販売もあります。天草のお土産にのぞいてみては？

まとめ

天草といえば海というイメージですが、天草の山間部にある宮地岳も魅力たっぷりです。地元の人の力で道の駅を立ち上げ、それを盛り上げようと、春は菜の花畑と芝桜、夏はひまわり畑、秋はコスモス畑と、季節に応じた花畑を展開しています。国道沿いなのでアクセスもいい宮地岳。ドライブにはもってこいです。コスモスと紅葉を愛でに行ってみませんか？
■道の駅「宮地岳かかしの里」
住所：天草市宮地岳町5516-1　Tell：0969-28-0384
アクセス：車　熊本駅～約2時間10分、九州自動車道松橋IC～約2時間、天草空港～約30分