イルミと足湯と夕陽の トリプルでどうぞ
イルミネーション
下田温泉会場
今年も「あまくさロマンティックファンタジー」の時期になりました。天草市内の7ヵ所でイルミネーションが点灯されます。その一つ、天草町下田温泉五足の湯でも点灯中です。いつもと違う幻想的な景色の中で、足湯を楽しむのも風情があるものです。冬の夜の楽しみ、いかがですか。
下田温泉五足の湯
天草町下田地区の温泉街の中にある足湯が「下田温泉五足の湯」です。明治40年に天草を訪れた五人の詩人たちが書いた紀行文「五足の靴」にちなんで名づけられたそう。
屋根付きで半露天の足湯です。一昨年から小屋の中にランタンが飾られるようになり、華やかさが増しています。足湯の水面に映るランタンの光も楽しめますね。
足湯は、無料で利用できます。小屋の入り口で靴・靴下を抜ぎ、板張りの端や湯の中の石に腰掛けます。ちょっと熱めの温度ですが、寒い冬にはちょうどいいかも。足拭き用のタオルをお忘れなく。
700年前から続く源泉かけ流しの名湯
源泉の温度は51度で、浴場まで運んでくる間に40~42度になるといいます。沸かさず、薄めず、循環させない、まさに源泉かけ流しの温泉です。
足湯だけでは、もったいないという人は、近くの温泉センター「白鷺館」を利用するのもありでしょう。「下田温泉につかれば、体の芯から温まる」とは利用者の声。冬の冷え対策にぴったりですよ。
夕日を見てからの足湯はいかが
下田温泉といえば、天草夕陽八景の1つ「下田の夕陽」のポイントでもあります。せっかく下田に行くのなら、夕陽を見ないという選択肢はない!
足湯から海辺に向かって10分ほど歩くと、見えてくる広い駐車場がそのポイントです。日没時刻近くになると、たくさんの人が夕陽を見に訪れます。秋冬は「だるま夕日」が見られることがあるので、おすすめです。
日没時刻は、イルミネーションの時期17:15~17:30です。落陽後、足湯に向かうとマジックアワーの空とイルミネーションが楽しめますよ。
おまけ(だるま夕日とは)
だるま夕日というのは、冷え込みの厳しい秋冬の夕方に、水平線に沈む夕日が、だるまのように見える、きわめて珍しい現象。蜃気楼の一種。海から立ち上る温かい水蒸気と冷たい空気との境目に光が反射して起こる。
まとめ
天草ロマンティックファンタジーの開催される時期は、一年のうちで日没が最も早く、夜が最も長い時期です。この長い夜を、夕陽とイルミネーションと足湯のトリプルで楽しんでみませんか。
■天草ロマンティックファンタジー下田会場
開催期間:12/3(日)~1/6(土)
点灯時間:17:00~22:00
■下田温泉五足の湯
住所:天草市天草町下田北1310-3
駐車場:5台
アクセス:車 熊本駅~約2時間10分 九州自動車道松橋IC~約2時間 天草空港~約40分