話題の天草の猫島「湯島」の見所5選
話題の天草の猫島「湯島」
天草に最近話題の「猫島」があるのを知っていますか?猫好きに人気、そして歴史好きの人にも興味深い島。それが「湯島」です。周囲約4kmの島で歩いても1時間程度。猫と人間がゆったりくらす島、そして天草の歴史も眠る島の見所をご紹介します。
1.猫のお地蔵様【湯島・猫神】
島に渡るときは道の駅「さんぱーる」から海沿いを歩いて徒歩5分の所にある「江樋戸港」から乗船します。1日5往復。所要時間は30分程度です。島に到着すると、降りてすぐ左手に、猫のお地蔵様【湯島・猫神(ミョウジン)】がお出迎え。近くには藤棚もあり猫のお家もあります。猫達はここでよくくつろいでいるので、お参りがてらよってみてくださいね。
2.ハート形のあこうの木【あこうさま】
島ではあこうの木を多くみかけます。南方から流れ着いた樹を防風林として植えてある家が多く、大きな木になると300年、400年を超える木もあるとか。その中でも海岸沿いにあるハートの形の木は「あこうさま」と呼ばれています。木の案内には「島人の暮らしを守り続けてきてくれたありがたい木で、わたしたちの願いをかなえてくれる力を秘めています」とかかれているパワースポットです。この、あこうの木と一緒に2人で写真をとると結ばれるという説もあるとか。ためしてみませんか?
3.いいご縁【お結び石】
船をおりて右手に進むと、いいご縁「お結び石」があります。昔、港があった南風泊に停泊する船の網を結びつけていたという石。そのためこの石に両手をあてて願いをかけると理想の相手との縁が結ばれるとか。また、正面のオレンジ色のかわいい猫のマークは「猫スポット」のマークです。この看板の近くは猫がよく集まる場所のマーク。猫を探すときの目印になりますよ。
4.諏訪神社【鍛冶水盤】
港の前の小道を登っていくと、郵便局の先に「諏訪神社」があります。大きな銀杏の木がご神木でここからの海の眺めもとてもいい!また、この神社には石でできた【鍛冶水盤】が設置されています。湯島にはキリシタンの鍛冶職人が28人集められてひっそりと武器を作っていたとのこと。弾圧の中でも信仰を守った強さと悲しい歴史が残る島でもあります。
5.天草独特!漁村の風景
天草では干しタコを行う姿をよくみかけます。細い路地と山肌に連なる家々、所々、家を覆うように繁ったあこうの木。家の前ではゆったり談笑する島の人々。そしてそのまわりでくつろぐ猫達。島独特の風景があります。また、島に渡るときには、コンビニやお店もありませんので、水や小腹がすいた時の準備をお忘れなく。陽ざしも強いので日焼け止めやサングラスも必須です。帰りの船の時間もしっかり確認してから散策にでかけましょう。本などもってゆっくり島時間を楽しみにでかけませんか?
■江樋戸高港 時刻表
表:時刻表
便 湯島発 江樋戸発
1便 7時30分 8時15分
2便 9時 10時
3便 12時 13時15分
4便 14時 15時
5便 16時 17時30分