ミミイカ・白魚!八代海の地魚が美味「錦寿司」
松橋から三角を結ぶ国道266号線沿い。かつて漁港で栄えた「松合」の入口付近に「錦寿司」はあります。お店の裏手は八代海(不知火海)。ミミイカ、白魚など地魚で握られる「まっちゃにぎり」が名物。お寿司で季節を感じる!そんな「錦寿司」をご紹介します。
錦寿司
国道沿い立ち寄りやすい錦寿司
「錦寿司」は宇土半島の南の海側。松橋から三角に向かう間の国道266号線沿いの立ち寄りやすい場所にあります。裏手は八代海(不知火海)の美しい海。江戸時代までは、熊本第一の漁港であった、「松合」の入口付近。カーブを曲がってすぐの場所ですので、見逃さないように注意が必要です。
地魚のこだわり「まっちゃにぎり」
「錦寿司」のおすすめは、なんといっても地魚にこだわった「まっちゃにぎり」。「松合」のことを地元の人々が「まっちゃ」と親しみを呼ぶことから名づけられた名前です。名前のとおり、「松合」ならではの地魚を使ったお寿司がいただけます。
特産のミミイカはこんなに小さい!
「まっちゃにぎり」のネタで、不知火の名物「ミミイカ(トッカン)」はこのサイズです。小さいのミニではなく、ミミ。これは写真のとおり、目の横にまるで耳がついているような形をしていることに由来しています。大きさは4cmの小さなイカ、関東ではほとんど出回らない、九州沿岸でも砂泥底に生息するイカなんですよ。
寿司で感じる季節が風流
「まっちゃにぎり」は季節によってネタがかわります。珍しいミミイカや江戸前寿司では、春を告げると好まれる白魚(しらうお)。夏のシャクに秋にはハゼなど。食べる事で、季節を感じることができる、口福なお寿司なのです。
ドーンと迫力!コノシロ姿寿司
「錦寿司」のもうひとつの名物は、出世魚コノシロの10cm程度のサイズ、ツナシ(コハダ)をまるっと使った姿寿司です。頭まで食べられるとのこと。少し躊躇しますが、いただいてみると骨のささる部分がなく、やわらかさに驚きます。生姜がきいてゴマもたっぷりはいった、ツナシの姿寿司、必食です。
まとめ
地魚がおいしい不知火町で、地元だけでなく遠方からも足を運ぶ人が多い「錦寿司」。ここでしか食べられない、そんなお寿司がいただけます。お寿司で感じる季節感、四季ごとに通うのも楽しい。ドライブがてら、立ち寄ってみませんか。
■錦寿司
住所:熊本県宇城市不知火町松合330
電話番号:0964-42-2839
営業時間:11:00~21:00
定休日:第2,4,5木曜日
アクセス:◇バス「三角産交」松橋産交行き~和田「松錦館前」下車すぐ前◇車 九州自動車道 松橋ICから約20分 三角駅~約21分
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