天草陶磁器「陶丘工房」そばに置きたい日常
陶丘工房
毎日使いたくなる、そんな温かみをもった「陶丘工房」の器。御領の丘の上、木々に囲まれ視界の先に海が拡がる居心地の良い工房です。風とおしの良い店内に、粉引の手法で作られたシンプルながら柔らかな風合いの器たち。お気に入りの器が探せるかも。
丘の上の工房
天草市内から苓北町へ向かう途中、国道3号線沿いの丘の上に「陶丘工房」はあります。目印は産交バス「登」のバス停。「陶丘工房」の看板が出ています。
バス停横の「ショップかねこ」の手前の坂道を1~2分程度登ると、道沿いに駐車場があり看板が見えてきます。
木々に囲まれ気持ちの良い工房
丘の上の「陶丘工房」は木々に囲まれ、風通しが良い店内。国道から少し上がっただけで、別世界が広がっています。
天草ならではの、1年中飾られたしめ縄の玄関を潜ると、作品が展示されています。さあ、お気に入りをみつけましょう。
土ならではのやわらかな色「粉引」
「陶丘工房」の器たちは、一目で愛着がわくような風合いです。特別奇抜なものではない、普段毎日使いたくなる器。
その秘密は、粉引(こひき)という技法です。粉引は、土台の素地の粘土に白化粧と呼ばれる白い泥をかけ、さらに釉薬をかけて焼いたもの。真っ白とはまた違った、温かみある白色の器に仕上がります。
お気に入りの器がみつかるかも
また「陶丘工房」の器は、手にもった時に持ちやすい形の器が多いのも特徴。
壁に猫の絵がかけられていますが、工房では猫も一緒に暮らしています。時折横切ったり、かわいい寝姿をみせてくれたりと、よりゆったりした時間を醸し出してくれています。
工房から海をながめつつ
工房の先には有明海の海。木々も海も眺められる居心地の良い場所です。主の末石さんが丸尾焼で修行をし、独立する時に海の見える場所にこだわり探されたのだとか。
ついつい長居したくなる工房なのです。
リースや雑貨も
店内にはリースや雑貨も販売されています。旅のお土産に、自宅の飾りや普段使いの小物も仕入れていきませんか。
まとめ
毎日使いたくなる、そんな温かみをもった「陶丘工房」の器たち。木漏れ日ゆれる工房は居心地が良く、工房を訪れるだけでもどこか癒されます。国道からちょっと脇道に入って、行ってみませんか。
■陶丘工房
住所:天草市五和町御領7005-1
電話:0969-32-2502
営業時間:10:00~17:00
定休日:不定休
アクセス:バス 本渡バスセンター~鬼池港行「登」下車 徒歩約5分
車 熊本駅~約2時間30分 九州自動車道松橋IC~約2時間10分 天草空港~約15分