「永尾剱神社」エイの折り紙に願いを込めて!
永尾剱神社
海に鳥居があり、神秘的な不知火の怪火が見える「永尾剱神社」。この神社には海の神わだつみの神様に願い事が送れる、エイの形の折り紙があります。神社に参拝して願い事を書いたら、海の鳥居に流しにいきませんか。海の鳥居の美しさも心落ち着きますよ。
神秘的! 不知火の怪火が見える神社
宇土半島南部不知火町には、海の中に鳥居が立つ「永尾剱神社(えいのおつるぎじんじゃ)」があります。八朔の日(旧暦の8月1日)に、怪火「不知火(しらぬい)」が出現する八代海を見下ろす神社。
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神秘的なこの神社の主祭神はわだつみ神。その海の神様に願い文を送る、エイ形の折り紙が用意されるようになりました。
なぜ折り紙がエイの形?
ご覧ください。この沢山のエイ形の折り紙! わだつみ様へと書かれていて、願い事を書き海に流します。海の神様へ、お手紙が送れるというわけです。初穂料は200円。
なぜエイなのか。それは海の神様が「永尾剱神社」の地に、エイの背に乗りやって来られた伝承からエイ形となっているのです。
駐車場は国道から裏手の海側に
この「永尾剱神社」、駐車場は国道266沿いから少し海側に入った所。少し迷いやすい場所にあります。
三角側から不知火方面に進み、JA松合のガソリンスダンドを通過。すると右手の道沿いいに鳥居があります。鳥居を通過してすぐ右手、写真の看板が見えたら小道を右に。神社の階段の奥に駐車場が用意されています。
不知火側からは、シャルム不知火ガソリンスタンドを通過して写真の看板から左手です。
小高い場所! 歩ける靴がベター
長くは歩きませんが、神社は小高い場所にあります。階段も手すりはありますが、少し急です。この後浜辺におりたい方は特に、歩きやすい靴がベターです。
お社の中に折り紙やお守りも!
エイの形の折り紙は「永尾剱神社」お社の中に用意されています。参拝をすませたら、少し勇気が必要ですがお社の扉をあけて中に進みましょう。
満潮の時でも大丈夫!
中に入ると、願い文用の折り紙が用意されています。まだ願い事がかかれていない、沢山のエイの折り紙もなんともかわいい。
初穂料を治めて、願い事を書きましょう。満潮で海に流せない場合でも、大丈夫! 用意されている三宝の上にお納めすれば、神社の方が海に流して下さいますよ。
いざ! 海の鳥居へ
海の潮が引いていたらら、願い事を書いた折り紙をもって海に参拝です。滑りやすいため、注意して鳥居まで進みましょう。向かいの八代側も見え、海鳥が行きかう風情も海の神社ならではです。
願いを込めて海へ
わだつみの神様に届くように、願いを込めて流します。が、実はこの折り紙は海の環境に配慮した、水に溶ける折り紙。流れるという感じではないけれど、この儀式がなんだか気持ちを上げてくれます。
珍しいエイの折り紙に、海の神様へのお手紙をかいてみませんか?
ご利益ありそうなお守りも!
その他にもご利益のありそうな、剣が入った無病息災のお守りなどお守りも「永尾剱神社」とわかるような、特徴のあるお守りも用意されています。
まとめ
713年に創建され海の鳥居、不知火の怪火が見える神秘的な「永尾剱神社」。インターネットやSNSが盛んな時代だからこそ、海の神様に祈りを込めて願い事を送ってみませんか。
■永尾剱神社(えいのおつるぎじんじゃ)
住所: 熊本県宇城市不知火町永尾615
アクセス:◇バス 「三角産交」松橋産交行き~和田「永尾」下車 徒歩3分 ◇車 熊本駅~約50分、 九州自動車道松橋IC~約25分 三角駅~約23分 天草空港~約1時間40分