天草東海岸「アオサ」は春の風物詩
新和町 アオサ棚
下天草東海岸は春のドライブにお勧めです。リヤス式の西側とは違った、おだやかな海。八代海を臨む風景に、春の初めは緑の絨毯がひろがっています。これは、お味噌汁でお馴染みの「アオサ」の養殖風景。天草春の風物詩をみつつ東側をドライブしてみませんか。
穏やかな八代海沿い東海岸
夕陽で有名な天草西海岸。反対側の東側は、八代海を臨むおだやかな海が広がっています。雲仙天草国立公園に指定されている竜洞山の自然豊かな山。のどかな海沿いの風景は、西側とはまた違ったおだやかな魅力があります。
天草唯一の焼酎蔵「天草酒造」も東側
天草で唯一の焼酎蔵「天草酒造」も東側にあります。麹米や芋も自家栽培し、麹は手仕込み。
近年では大量生産にシフトし麹から手作りする酒蔵は少ない中、極力人の手を使ってい作る天草の焼酎。繊細でまろやかな味わいは天草東側の風景にもにています。
春の風物詩「アオサ」の絨毯
天草東海岸は、おだやかな海を利用した養殖がさかんです。特に有名なのがマグロの養殖。そして、春先に目をひくのは「アオサ」の養殖網です。
おだやかな海に並ぶ「アオサ」の網。それはさがなら海にひかれた緑の絨毯のよう。天草、春の風物詩です。
旬は5月中頃まで! 春先に育つアオサ
フキノトウや蕨など山には春の恵みが豊富ですが、海も同じように春先はアオサやワカメが育ちます。
前年の10月頃に種付けされたは、豊な海で春先に育ち5月中ごろまでが収穫時期。天草の東海岸をドライブすると、春先は緑の絨毯がいっぱいです。
磯の香り高き生のアオサ
乾燥したものがよく利用されるアオサですが、春先は生のアオサがおすすめです。
アオサは体内の酵素を活性化させてくれるマグネシウムや、骨の形成にかかせないカルシウムも豊富。お料理にも使いやすく、なにより緑鮮やかで心躍ります。
定番のお味噌汁に、卵焼きや天ぷらに。磯の香りで春を味わいませんか。
まとめ
西側に比べ、あまり知られていない下天草の東側。実は、海の幸の宝庫です。おだやかな海に広がる春の風物詩「アオサ」。ゆったりドライブして、生の「アオサ」をお土産に。春の海の幸もおいしいですよ!
■アオサ棚
住所:天草市新和町小宮地
アクセス:車 熊本駅~約2時間30分 九州自動車道松橋IC~約2時間10分 天草空港~約40分
*天草酒造までの時間*購入は物産館や道の駅で