「るろうに剣心」聖地巡礼にも!三角西港「法の館」
法の館
世界遺産三角西港の小高い丘の上に建つ「法の館(旧三角簡易裁判所)」。明治時代の建物を現役で平成まで利用。そんな「法の館」は無料で見学可能です。そして、ここは「るろうに剣心」のロケ地にもなった場所。三角西港に来たら、丘の上に登ってみませんか?
丘の上の簡易裁判所
三角西港。平成27年(2015年)に明治日本の産業革命遺産の構成資産として世界遺産登録されました。明治の時代に賑いをみせたこの港。その港の秩序と法を守っていたのが三角簡易裁判所。現在でも旧簡易裁判所跡が三角西港の丘の上に残っています。
昔の雰囲気がそのままに
明治23年に開庁し、大正9年に現在の場所に移築。平成4年(1992年)まで現役の裁判所として利用されていました。現在は「法の館」として無料で見学ができます。外観だけでなく、受付や、控室、実際利用されていた法廷などもそのまま残っていて、昔の雰囲気そのまま。法の歴史や裁判にまつわる知識を学習することができる場所でもあります。
「るろうに剣心」撮影地にも!
この「法の館」は「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編」のロケ地でもあります。ヒロインの神谷薫が入院する病院のシーンです。窓の様子などが正にここの風景。聖地巡礼の方にもおすすめ!
法廷もそのまま
「法の館」の見どころのひとつ!それは当時の法廷がそのまま残っている事です。裁判官の席も一段高くなっていてリアル。当時の法廷に出廷した気分で撮影してみませんか?
窓から見下ろす三角西港
窓からは、美しい三角西港が見下ろせます。この窓辺の風景、「るろうに剣心」を見た事がある方なら思い出すはず。映画のロケ地というだけでなく、見下ろすと石造りの水路や見事な埠頭など歴史ある港の美しさが際立ちます。下からだけでなく、別の角度からも眺めてみませんか?
なつかしい風景も…
「法の館」で目をひくもの。今ではすっかり見かけなくなった「電話室」もあります。磨りガラスのなんとも雰囲気のある風景。1990年代に現在の携帯電話電話が普及するまではよくみかけましたが、いまや貴重!見逃し注意です。
まとめ
三角西港の丘の上の「法の館(旧三角簡易裁判所)」。自由に見学できるため、気軽に立ち寄れます。三角西港の歴史が好きな方、「るろうに剣心」の聖地巡礼の方にもおすすめです!
■法の館(旧三角簡易裁判所)
住所:〒869-3207熊本県宇城市三角町三角浦1301
アクセス:JR三角駅からバスで5分
車で松橋ICから約50分、熊本駅から約60分
地図:クリックするとGoogleマップが開きます