崎津集落観光の休憩に!お休み処「よらんかな」
お休み処 よらんかな
国指定の重要文化的景観、そして世界遺産候補の崎津教会のある天草市河浦町の崎津集落。休憩と共に貴重な漁師の作業場、カケを見学できるのが「お休み処 よらんかな」です。カケはいわば漁師のテラス席。気持ちのよい元網元のカケで休憩していきませんか?
ちょっと腰をおろして休憩
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産候補の構成資産のひとつ、天草市河浦町の「崎津集落」。街歩きや長距離ドライブの休憩、次の目的地の相談に便利なのが「お休み処 よらんかな」です。NPO法人さいのつ管理の建物は無料で開放されていて、気軽に立ち寄れるのがうれしい場所。
築120年超える網元の旧家
「お休み処 よらんかな」のある崎津集落は国の重要文化的景観。この建物は、昔の暮らしを色濃く残した漁師のお家です。天井は現代の家に比べて低く少し急な階段、神棚。そして道沿いにに入口はありますが、玄関は海側。まさに海が中心の家!
島での休憩場所は貴重
島は生活の場所であるため、民家は多いけれど休憩できるお店は少ないもの。長距離のドライブの後「ちょっとコーヒーを買いにコンビニに…」と思っても、コンビニは何キロも先。そんな時に、ちょっと腰をおろして休憩ができる場所は貴重です。「お休み処 よらんかな」でちょっと休憩していきませんか?
必見!海側に張り出す「カケ」
国指定の重要文化的景観の要素のひとつが、海にせり出した写真の「カケ」。これは漁師の作業場であり、船着き場、干物干しに使われた場所です。今でも21ケ所程残っている「カケ」。海を望む作業場は風とおしが良く、海辺の景色に映えます。
漁師のテラスが心地いい
「お休み処 よらんかな」の一番のおすすめは、この貴重な「カケ」を思う存分感じる事ができることです。いわば漁師のテラスは特等席!とても心地よい場所。海も良く眺められ、まるで自分の家でもあるかのような錯覚さえおこします。「カケ」の後ろの玄関前には季節の花。横をみると崎津教会。昔の漁師の暮らしをそのままに残す場所。おすすめです。
まとめ
天草弁で「よってかない!?」の意味の「お休み処 よらんかな」。崎津教会まで長時間の車移動を考えると貴重な休憩所です。なによりも「カケ」をゆっくり味わえるのもいい!読んでいる、そこのあなた。よらんかな!
■「お休み処 よらんかな」
住所: 熊本県天草市河浦町崎津618
アクセス:バス 産交バス「本渡バスセンター」→「一町田中央」乗り換え(崎津・大江 経由 下田温泉行き)→崎津教会入口
車 熊本駅~約2時間40分 九州自動車道松橋IC~約2時間10分 天草空港~約40分
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