必見!天草の海水浴場・白鶴浜と十三仏公園の海
天草の海水浴場の中で、鶴が羽を広げたような美しさを誇る白鶴浜海水浴場。少し先に、十三仏公園や歩きだしそうな象の岩がある妙見浦と見所も多い天草西海岸。透明度の高い岩場の海は必見です。世界遺産候補の崎津天主堂を観光した帰りによっていきませんか?
白鶴浜・十三仏公園
鶴が大きく翼をひろげたよう
天草灘の切り立った岩や風光明媚な風景が広がる、天草下島の西海岸。海岸線をドライブするとまるで鶴が翼を広げたような美しい浜辺が広がっています。ここ「白鶴浜海水浴場」は透明度の高い遠浅の海水浴場で、環境省選定の「日本快水浴場百選」にも選ばれているビーチ。背後に山が広がる島独特の海岸には、ウミガメも産卵に訪れます。
十三の仏を祀る御堂からの絶景
「白鶴浜海水浴場」向いの坂の上には「十三仏堂」があります。明治時代に建立された「十三仏堂」。冥界の審理に関わる13の仏様が浄土への道を導くとされた信仰によるもの。十三回の追善供養を司る仏様でもあり、四国八十八ケ所の札所でもあります。お参りを兼ねて「白鶴浜海水浴場」の写真も撮影していきませんか?絶景ポイントです。
裏手には高浜灯台
「十三仏の御堂」の裏手には高浜灯台があります。天草陶石の産地としても有名な天草西海岸。窯元も多い高浜港から天草陶石が積載され運ばれていました。そんな船の目印として昭和46年に建設された高浜灯台。十三仏堂の裏手にあることから十三仏灯台として、親しまれています。
十三仏公園には魚の上に観音様!
十三仏堂の近くには十三仏公園があります。見晴らしの良い公園でひときわ目を引くのが魚籃観音・招魚観音。魚籃観音は中国で生まれた三十三観音の一つ。天草町漁民一同により、祖先の漁師への感謝とすばらしい海の継承。また、海で遭難した人々の霊を慰め、公開の安全を祈願して建立されたものです。
与謝野鉄幹・晶子が訪れた十三仏崎
与謝野鉄幹や北原白秋など5人の文人で旅した紀行文「五足の靴」。その後、与謝野鉄幹は天草西海岸の風景をもう一度見たいと、再び妻の晶子と共に訪れています。2人の歌碑もある十三仏公園展望所。おすすめなのは、ここからみる妙見浦!何かににていませんか?そう。漫画「ONE PIECE」にでてきそうな象!今にも動きそうです。妙見浦の美しい海に映える象の岩。必見です。
ダイビングに人気の透明度!
妙見浦には奇岩が至る所にあり、そちらに目が行きがち。しかし、海の色がまた美しいのです!展望所の下を見ると透明度が高い穏やかな岩場。深さの違いで色の違う青。天草西海岸はダイビングやシュノーケリングが盛んな場所。時間があれば潜ってみませんか?夕方になればこの海に大きな夕陽が沈みます。「天草夕陽八景」にも選ばれた「十三仏公園」の夕陽。自然を多いに満喫できる場所なのです。
まとめ
天草の海水浴用の中でも、白鶴浜海水浴場の景観は特に美しい場所。十三仏公園に奇岩、見ごたえのあるエリアです。世界遺産候補の崎津天主堂を観光した帰りに、西海岸も観光していきませんか?藍より青い海に出会えますよ!
■十三仏公園~白鶴浜海水浴場
住所:天草市天草町高浜北
アクセス:車 熊本駅~2時間40分程、九州自動車道 松橋IC~2時間30分程
天草空港~1時間程
バス 九州産交バス「十三仏」下車 徒歩5分
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