有明海沿い紫陽花名所・住吉自然公園
宇土から三角にドライブする時に走る海岸線。この有明海沿いの紫陽花の名所が宇土半島から少し突き出た島「住吉自然公園」です。照葉樹の原生林が繁り900年の歴史を持つ住吉神社や日本最古の灯台。そして2000株の紫陽花が美しい「住吉自然公園」をご紹介します。
住吉自然公園
有明海と紫陽花のコントラスト
干潟で有名な有明海。遠浅の海は独特の生き物や、海産物の宝庫です。そんな有明海を望む景観地にある離れ小島が「住吉自然公園」。小さな島ですが、照葉樹の原生林におおわれた小島には約900年の歴史をもつ住吉神社や、日本最古の灯台などもあり見所も多い公園です。
そんな「住吉自然公園」がひときわ賑わうのが、紫陽花の季節。海と紫陽花のコントラストの美しい風景は心が穏やかになる風景です。実は宇土市の市の花紫陽花!この地域に住む人々にとっても特別な花なのです。
島の頂上には住吉神社が祀られています。昔から肥後の藩主は参勤交代の為、船を利用したこともあり航海の安全祈願が行われてた神社。藩主細川守利が参勤交代の道中嵐にあい、住吉の神に祈った所助かったことから、高灯籠を寄進したが始まり。神社の入口の鳥居と紫陽花も風情感じる風景です。
2000株!様々な種類の紫陽花
「住吉自然公園」の周りには2000株の紫陽花が植えられています。種類も豊富で、初めてみるようなおもしろい形の紫陽花にも出会えます。見ごろは6月中旬~7月上旬。
伊勢物語にも詠われた風流島
「住吉自然公園」から海を眺めると、まず目に飛び込んでくるのがこの「風流島」。平安時代から航海の目印として知られ「伊勢物語」や「枕草子」にも詠われいる島です。島の上には小さな鳥居があり、島原半島をバックに独特の風景です。
まとめ
宇土側の海沿いから望む、島原半島の風景は普段から干潟の海を挟んで美しい風景です。特に紫陽花の季節「住吉自然公園」から眺める風景は風情があります。平安時代より愛されてきた風景、紫陽花の季節がおすすめです!
■住吉自然公園・風流島(たはれじま)
住所:〒869-0401 熊本県宇土市住吉町
アクセス:九州産交バス 三角~宇土駅線「住吉宮の前」下車 徒歩約10分
JR三角線住吉駅~車で約15分
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