天草・﨑津天主堂(﨑津教会)観光のお土産に「南風屋」
﨑津天主堂(﨑津教会)の世界遺産登録勧告で話題の天草。交通の便は良くないため、認知度は低いまでも素朴で純粋な魅力的お土産があります。特にお勧めのお店が「南風屋」。伝承の味を復活させた「杉ようかん」や「いちじくジャム」。覗いていきませんか?
南風屋(はいや)
﨑津天主堂前の小道を直進すると
天草下島、世界遺産の登録勧告でも話題の﨑津天主堂(﨑津教会)の前の小道を進むと「南風屋(はいや)」があります。「南風屋」は天草由来の素朴で純粋な品質にこだわり、伝統の技法を伝承、復活させている郷土文化伝承館。
郷土の味わいを復活!
「南風屋」の(はいや)という名前は、九州地方での南風の呼び方。九州地方では、帆船が北上する為にかかせなかった南風を「ハエの風」と呼び待ち望んでいました。その風の名前からつけられています。店内では地元の人、時には旅人も交えての楽しそうな笑顔があふれています。
江戸時代伝承!「杉ようかん」
江戸時代、琉球王の使節団が嵐で天草に漂着した時に、住民に救助されお礼に伝承したという「杉ようかん」。後継者不足で途絶ええていた技法を復活させたのが「南風家」です。うるち米を蒸してついた餅で餡を包み、縁起の良い赤い線を施す。この赤い線はなんとドラゴンフルーツでの着色です!全てが天然素材。杉の葉は防腐剤効果があります。日持ちはしませんが、このしっとりとやさしい味は独特。他のメーカーから出されている「杉ようかん」も美味しいですが、一段上のおいしさです。
天草がイチジクの初伝来地!?
庭先にその木をよく見かけ、身近な植物でもある天草のイチジク。南蛮柿ともよばれるイチジクは宣教師が天草に伝えたといわれています。「南風屋」では天草のイチジクをジャムにしたものが販売されています。このイチジクがおいしい!デパートで買ったらいくらになるんだろうと思うイチジクのジャム。必見商品です。チーズや生クリームと一緒にパンにクラッカーにいかがですか?
﨑津のお土産がそろう
他にも手作りのお菓子やお土産が数々そろう「南風屋」。どれも派手さはありませんが、素朴で純粋、ほっとする味のものばかり。旅の思い出にいかがですか?手作りの商品が多いため、数にはかぎりがあります。日によっては「杉ようかん」「いちじくジャム」は午前中で売り切れる場合もあります。早めの購入、もしくは予約がおすすめです。
まとめ
天草は島であるため、海外からの伝承や伝来のものが多く残る場所でもあります。江戸時代からの味を復活させた「杉ようかん」は天草謹製にも認定された商品。パンにワインのお共の食品に喜ばれる「いちじくジャム」など、「南風屋」の魅力的な手作りの味。﨑津天主堂(﨑津教会)観光のお土産にいかがですか?
■富津地区振興会 「南風屋(はいや)」
住所:熊本県天草市河浦町﨑津454番地
電話:0969-79-0858
営業時間:7:30~16:00
定休日:無休(お盆、年末年始~1月中休)
アクセス:車 熊本駅~約2時間40分 九州自動車道松橋IC~約2時間10分 天草空港~約40分
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